コンソールサーバは、スイッチ、ルータ、サーバ、PBX、ビデオ会議システム、ファイアウォール、PDU、環境監視機器などの機器をシリアルコンソールポートにより、リモートで再構成、再起動、イメージの修復をするために使用されます。また、停電後も迅速な災害復旧が可能です。厳しい予算と少ない IT スタッフで、障害や誤作動の許されない IT、ネットワーク、電源機器をリモート管理し、企業の稼働時間に対する要求と、IT 管理者の課題を解決します。
データセンタや離れた支店のネットワーク、サーバ、電源インフラのアウトオブバンド管理を簡素化します。
リモートアクセスと監視
ルータ、スイッチ、PDU、ファイアウォール、その他のシリアルコンソールへ簡単で手頃な金額でアウトオブバンドアクセスするのに、コンソールサーバを使用します。デュアルイーサネットポートにより、24 時間稼働するネットワークとその物理環境を制御します。シリアルコンソールポート接続を提供し、環境監視、電源管理と監視、オフラインログのリモートサイトストレージに対応しています。また、ネットワークの信頼性と稼働時間を向上させるため、データネットワークとは独立したネットワーク構成とトラブルシューティングの方法も提供します。
コンソールサーバには、直感的なステータス監視ダッシュボード、プロアクティブアラート、ベンダーニュートラル電源管理、シンプルで安全な機器アクセスなど、リモート管理と障害回復を簡単かつ手頃な価格で実現するために必要なすべての機能が備わっています。技術者派遣やリモートサイト訪問の手間とコストを削減しながら、稼働時間を最長化することができます。
USB 接続
従来の RS-232 シリアルコンソールポート接続に加えて、コンソールサーバは、Cisco USB コンソールポートへの直接 USB 2.0 接続に対応しています(接続されたシリアル機器にアクセスするには、組み込み済み AJAX 端末を使用するだけです)。USB ポートを使用すると、ストレージや USB コンソールなどの周辺機器を接続できます。
内蔵の冗長性デュアルポート
デュアルギガビットイーサネットポートにより、プライマリ、セカンダリネットワークへ接続します。サーバは、プライマリポート上の通信障害を検出し、自動的に 2 番目の RJ-45 接続に切替えます。オペレーティングシステムが応答しなくても、リモートで電源を入れ直してコンピュータを再起動できます。
コンソールサーバが役立つ場所
- 離れた場所にオフィスを持つ企業
- IT スタッフと予算が限られた組織
- データセンタの共同運用テナント
- クラウド / ホスティングプロバイダーや ISP
- 研究ラボ環境
- 政府、教育、医療機関