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ケーブル構造と遅延時間差

Cat5エクステンダーとCAT5eまたはCAT6ケーブル(遅延時間差)


CAT5eまたはCAT6ケーブルをCAT5エクステンダーに接続している場合、モニターに映るのはぼんやりした画像です。これは遅延時間差として知られていますが、原因はご存知ですか?


長さの違い

信じられないかもしれませんが、それはケーブルが原因です。適切に接続されていれば、CAT5エクステンダーはCAT5ケーブルペアの4つのうち3つを使い、ビデオ信号の赤、緑、青(RGB)のコンポーネントを別々に送信し、これらの信号はモニターに同時に到着します。しかし、CAT5eケーブルとCAT6ケーブルは、CAT5ケーブルとはちがって、さまざまな長さのペア回線で構成されており、CAT5eケーブルまたはCAT6ケーブルをCAT5エクステンダーに接続した場合、各ピクセルのRGBコンポーネントが同期せずに到着します。


2つの卓越した構造

市場には、CAT5eケーブルとCAT6ケーブルの2種類の卓越した構造があります。1つは、「2+2」と呼ばれるもので、4ペアのうちの2ペアは同じの電気長を持ち、他の2つのペアは異なる長さを持ちます。2つめのケーブルの構造は「3 + 1」として知られ、3ペアが同じ電気長を持っています。


「2 + 2」タイプのケーブル構造を使用している時に遅延時間差を経験した場合、RGBに非常に一致する3つのケーブルペアを見つけるのは不可能なので、遅延している回線が必要になります。遅延時間差「3 + 1」ケーブル構造で体験した場合、 RGB信号を送信するために3つの同様のケーブルを使用して、しばしばこれを抑える(大きく排除することはできなくとも)することができます。


測定方法

どの構造のケーブルを使っているのか確かめるための好ましい方法は、ケーブルスキャナーで、91.4m(300フィート)の長さのケーブルを測定することです。その他の方法としては、ケーブルのシースを7.6cm(3インチ)ほど剥がして、ペアがどのように捻ってあるかを確認することもできます。もし「2 + 2」ケーブルをお使いの場合、同様の長さの2つのペアが、もう2つのペアよりもしっかりと捻ってあります。もし「3 + 1」ケーブルをお使いの場合には、同じ長さの3つのペアが、他の4つめのペアよりもしっかりと捻ってあります。3つの同様のペアは、RJ-45ピンに「ペア交換」することができ、RGB信号を送信して、4つめのペアをデータに使用できます。