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Black Box 日本法人 ホーム > リソース > 技術資料・製品資料 > 導入事例 > 湘北短期大学 / 無線 LAN 導入と認証によるネットワーク環境を実現
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  湘北短期大学 (LAN)

湘北短期大学、全学無線 LAN 導入と
認証連携による安全なネットワーク環境を実現

顧客:
学校法人 ソニー学園
湘北短期大学

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地域: 日本 神奈川県

産業: 教育

ソリューション:
設置工事


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背景

湘北短期大学は、「社会で本当に役立つ人材を育てる」という教育理念のもと、実践的な授業と学生一人ひとりへのきめ細やかなサポートを提供しています。確かな教育力と充実した就職支援体制は多方面から高い評価を受けています。

学内の ICT インフラ全体の整備を行うなか、全学内で無線 LAN を利用できず、Wi-Fi 化の遅れを懸念しており、BYOD (Bring Your Own Device) の導入とペーパーレス化の実現を考えていました。

課題

湘北短期大学では、ICT のインフラ整備を 3つの行動方針のもと進めていました。

  1. サーバのクラウド化
  2. 授業でアクティブラーニングを行うにあたり、回線の Wi-Fi 化
  3. インフラ周りについて、ある程度学校内でコントロールできるよう内製化

その中でも Wi-Fi 化が非常に遅れていると感じ、学校全体の Wi-Fi 化を急いでいました。

ソリューション

Black Box が提示してくれた内容は、コントローラのスペックや仕様、アクセスポイントの数が適正であり、現在のトレンドからも外れておらず、過不足のないものでした。また、サイトサーベイの調査報告書も情報量が多く、内容もとても詳細なもので、本学のことを理解した上での提案だと感じました。

1.「快適な環境で無線LAN が利用できるということ」
2.「導入費のコストダウン」
3.「本学に適切なネットワークの設計をしっかり行いたい」

という本学の意図を一番理解してくれたのが、Black Box でした。

レスポンスの早さや柔軟性、意図を汲む深さは他社と比べ抜きん出ていましたし、ICT のシステムを構築する部分に一番人の力が関わっていると感じました。

また、無線 LAN 導入の打ち合わせを Black Box 社で行った際、構築パートナー等、工事を行う協力企業の方々も呼んでいただきました。そういった企業間のコミュニケーションや信頼関係があるからこそ、コストダウンも可能であるし、高額な製品導入でインパクトも大きいので、確実にプロジェクトを成功させたいと考えていた本学としても、安心感がありました。


導入後の効果・将来

全学無線 LAN 導入後、Wi-Fi 利用者が 5 倍に増加

本学の学生がおおよそ 950 名、教職員が非常勤を含め 200 名程度、合計して約 1100 名となります。今回の全学無線 LAN 導入を行う以前は、Wi-Fi 利用者は多くても100 名程度でしたが、導入後の利用者は最大で 500 名超になり、結果として前年比 500% の成果がありました。また、利用者増加に伴い「アクセス制限がかかる」「通信速度が遅くなる」などの懸念もありましたが、現状そういった問題は起きていません。

場所を選ばずに無線 LAN を利用できるように

無線 LAN 導入前の課題であった「電波のつながりやすい会議室が利用されていると、他の会議室では Wi-Fi が利用できず困ってしまう」という状況がなくなり、ノートPC を持っていれば、どこでも打ち合わせや会議ができるようになりました。

学生へのサービスの一つとして

「Wi-Fi が繋がらない」という学生からの問い合わせが減りました。学生にとって、学内で Wi-Fi を利用して、無料でどこでもインターネットを閲覧できる環境は嬉しいことだと思います。学生に対するサービス面も向上しました。

無線 LAN 環境が整い、教育的な面での活用が可能に

ノートPC やタブレットを持った教育ができるようになりました。以前に比べ、教室運用の柔軟性が高くなったと感じています。

通信制限に縛られず、スマートフォンの利用が可能に

学校で携帯やスマートフォンを利用してインターネットで調べものをしている際に、通信制限がかかってしまうことがあり、それが一番の悩みでした。無線 LAN が導入され、一日の大半の時間を過ごす学校の中で通信制限に縛られず、スマートフォンが利用できる環境は、とてもありがたいです。以前は授業前などに空き時間があっても利用場所や通信制限などの理由からスマートフォンが利用できないこともありましたが、現在は Wi-Fi が繋がっているということを意識せずに使っています。

また、委員会やサークル等の課外活動の際に、学生同士の打ち合わせでノート PC を持ち出し、場所を問わず、調べものをしながら会話をするといったことができるようになりました。


整ったインフラ環境を学校全体でどう活用していくか

無線 LAN のインフラが当たり前に使えるようになり、「タブレットを使って授業を行う」、「課外活動の際にタブレットやパソコンを一人一台持ち出して打ち合わせを行う」といった多様な運用の仕方が実現可能になりました。インフラが整い、Wi-Fi を水や空気のごとく捉えることができるようになった今、教職員と学生を含めて「今後それをどうやって活用していくか」というのが、本学の課題であると考えています。Wi-Fi を用いたアクティブラーニングの教材においても、実用化がすぐに可能なものもありますが、まだまだ利用できていない分野があり、そういったものを掘り起こそうと試行錯誤している段階です。


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