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PoE ソリューション

スイッチ・リピータ・インジェクタ
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PoE Solutions

物理的に立ち入りが難しく、
電源が整備されていない場所でのネットワーク機器の接続


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製品選定から構成、設置工事など、
お気軽にお問い合せください。

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※ 翌営業日までにご回答します。

Power over Ethernet(PoE)は、米国電気電子学会(IEEE)の規格で定められた技術で、イーサネット ネットワークで利用する標準ツイストペアケーブル 1 本でデータと電力の両方を伝送することができます。電源の供給が困難な場所でも心配なく、IP 監視カメラやワイヤレス アクセスポイント、IP 電話機といったワット数の低いネットワーク機器に電力を供給できるので、産業向けに非常に便利です。PoE を使うことで、電源を追加する必要がなくなります。

PoE 対応機器は給電(PSE)、受電(PD)、またはその両方を兼ね備えている場合もあります。(ネットワークケーブルの電力伝送量が限られているので、サーバなどの電力消費量の多い機器での使用には適していません。)


PoE 接続の利点


  • データと電力を同時に伝送

    標準 CAT5e / 6 ケーブルで、データと電力を同時に送れることが最大のメリットです。

  • 高いコスト効率

    必要なのは、ケーブル 1 本だけ。配線と配管のコスト、人手が抑えられます。

  • 電源を確保しづらい場所での機器の接続

    電源設置が困難だったり、コンセントのない場所にも機器を設置できます。

  • 設置も簡単

    コンセントがなくても機器を設置できます。設置場所を決めて、イーサネットケーブルを RJ45 ソケットに挿入すれば OK です。

  • 信頼性

    通常、LAN は無停電電源装置(UPS)により停電時にも電力が供給されるので、主電源が失われても PoE ネットワークはそのまま維持されます。


PoE 接続の種類と供給可能電力


IEEE802.3af PoE 規格に対応していれば、通常 1 ポート当たり 15.4W の電力を供給します。現時点で最も電力供給量の多い PoE 規格は IEEE 802.3at(別名 PoE+)で、最大 30W の電力を PoE 対応機器に供給可能なので、IP 電話機やワイヤレスアクセスポイント、セキュリティカメラなどは別系統から電源の供給をすることなく使用できるようになります。

高電力の需要に対応するために、これまでよりはるかに大容量の給電が可能な新しい PoE 規格がリリースされました。新しい IEEE 802.3bt(別名 PoE++、Ultra PoE (UPoE))は、4 対のケーブル(802.3at の 2 倍)を使って電力を供給することで最大 60~100W の給電を可能にします。供給される電力が増えると、PoE を利用できる機器の種類や用途が広がります。

詳しくは、Black Box 用語辞典の ネットワークにおける PoE - 規格・電力・タイプ をご覧ください。


製品ポートフォリオ


Black Box は、企業向け / 産業向け PoE 製品を幅広くご用意しています。

スイッチ

PoE/PoE+ Switches

LAN ケーブルで PoE 対応機器に電力を供給。
用途に合わせてLAN 速度、
ファイバ アップリンクの有無、
マネージドかアンマネージドかを
お選びいただけます。

産業向け PoE スイッチ 一覧

メディアコンバータ

PoE/PoE+ Media Converters

ファイバでイーサネット ネットワークを延長
し、離れた場所のワイヤレス アクセスポイント
やセキュリティカメラ、センサ、PoE / PoE+
対応機器などに電力を供給。用途に合わせて
LAN とファイバの速度を選べます。

企業向け PoE 製品一覧 産業向け PoE 製品一覧

リピータ

PoE Repeaters

100m の制限距離を超えて PoE 接続を延長し、
アクセスポイントやカメラ、IP 電話機など、
遠く離れた場所の PoE 対応機器にアクセス。
リピータを使用すると 100m 延長できます。
 
 

PoE リピータ製品一覧  

インジェクタ

PoE Injectors

PoE 非対応のスイッチに接続された
PoE 対応機器に、イーサネット ケーブルで
電力を供給します。リモートカメラや
ドアスキャナに AC 電源をつける際の
コストと手間が解消されます。

PoE インジェクタ製品一覧

導入 - 対象産業


PoE Connectivity Applications - Corporate

企業

今日の企業環境における通信インフラの課題は、ますます複雑で大きくなってきています。管理しやすく、コストが抑えられるので、企業ではさまざまな用途で PoE 技術が採用されています。Wi-Fi ネットワークの延長や IP 監視カメラ、VoIP システムを 容易に設置でき、これらのプロセスが自動化されることで IT 部門の負担が軽減され、他の業務に集中して取り組めるようになります。

PoE Connectivity Applications - Industry & Manufacturing

工業&製造業

工業環境では、必ずしも容易にネットワーク機器へ給電できるとは限りません。IP 監視カメラやリモートセンサなどの PoE 対応機器が、工場内の立ち入りが難しい場所に設置されているケースもあります。PoE 技術を使えば、コンセントを追加しなくても、1 本のツイストペアケーブルだけで給電できるので、機器の設置も容易です。産業用の PoE スイッチとメディアコンバータは、産業環境の過酷な状況下での使用にも耐える設計になっています。

PoE Connectivity Applications - Oil & Gas

石油&ガス

どんなに辺鄙で危険な場所であっても、ネットワークの電源は常に確保しなければなりません。PoE 技術を使えば、人が足を踏み入れることが難しい場所にも容易に機器を設置でき、ワイヤレス アクセスポイントや IP 監視カメラで、データ伝送用のものと同じイーサネット ネットワークを利用して、コスト効率よく確実に電力を供給できます。産業用の PoE スイッチとメディアコンバータは、産業環境の過酷な状況下での使用にも耐える設計です。

PoE Connectivity Applications - Healthcare

医療

多くの病院が老朽化する一方で、患者記録のデジタル化に伴ってより強力なワイヤレス ネットワークを使った信頼できる接続が求められるようになり、病院の IT 部門は苦難を強いられています。PoE 技術は安全で信頼できるワイヤレス ネットワークをもたらし、コンセントの有無にかかわらずプラグ&プレイでネットワークをアップグレードします。


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