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デジタルビデオ方式

デジタルビデオ方式

SDI ビデオ

SDI Connectorシリアル デジタル インタフェース (SDI)は、ハイエンドの放送機器で最も普及している方式です。SDI は非圧縮で暗号化されていないデジタル映像信号を伝送し、従来アナログビデオ通信に使用されていた、伝送用75Ω BNC 同軸ケーブルを使用します。

SDI インタフェースは、映像テレビ技術者協会(SMPTE)により策定された規格で、480iおよび576i用の標準画質SD-SDI(SMPTE 259M)、480pおよび576p用の拡張標準画質ED-SDI(SMPTE 344M)、720pおよび1080i用の高精細画質HD-SDI(SMPTE 292M)、1080p(2.970Gbpsで伝送)用の高精細3G-SDI(SMPTE 424M)が規定されています。


DVI ビデオ

DVI Connectorデジタル ビデオ インタフェース(DVI)は、デジタル ディスプレイワーキング グループ(DDWG)によって作成されたディスプレイ技術です。VESA DFP コネクタの規格を踏襲し、アナログとデジタルの両インタフェースを単一のコネクタに収容するために作られました。DVI は PC用の標準的なデジタル インタフェースです(HDMI とは対照的に、HDTV に広く普及しています)。

DVI は遷移時間最短差動信号 (TMDS) をベースにしています。シングルリンク DVI は TMDS-165MHz トランスミッタを1台、デュアルリンク DVI は伝送力を倍にするために2台使用します。シングルリンク ケーブルは、解像度1920 x 1200 までなのに対し、デュアル リンク ケーブルは2560 x 1600 までの解像度を伝送できます。


最も一般的な DVI コネクタは、DVI-D と DVI-I です。

  • DVI-D: デジタル限定のインタフェースで、高画質と高速伝送を実現しています。アナログ変換を省いて画質を向上させています。画像源とディスプレイをつなげるのに使われ、どちらかのコネクタがDVI-Dであれば使えます。
  • DVI-I: デジタルとアナログの RGB 信号をサポートし、デジタルからデジタルへ、アナログからアナログへ信号を伝送できます。DVI-I はアダプタを介することで、アナログ信号を VGA または DVI-I 対応ディスプレイに、またはデジタル信号を DVI-D ディスプレイに伝送することができます。最高画質を得られるのは、DVI-D ビデオソースを DVI ディスプレイで表示する場合です。

HDMI ビデオ

HDMI Connectorハイ デフィニション マルチメディア インターフェース(HDMI®)は、は非圧縮 HDビデオと、マルチチャンネル オーディオ、インテリジェントなフォーマットやコマンド データを、1本のケーブルと非常にコンパクトなコネクタに統合したインタフェースです。

HDMIは最大4K x 2K(24Hzで4096 x 2160)の解像度のビデオを伝送できます。上質のHDTVビデオと明瞭なオーディオを実現し、帯域幅も最大5Gバイトと広く、今後、アプリケーションを追加する余力もあります。さらに、DVI との下位互換性も備えています(DVI は追加のHDMIデータを無視)。

また、HDMI は標準ステレオからマルチチャンネルサラウンドサウンドまで、複数のオーディオ方式をサポートしています。ビデオ配信では、HDMI は配信元とデジタル・テレビ間の双方向通信ができるので、シンプル、遠隔かつポイント&クリックの設定が可能です。

HDMI は HDMI ケーブルで伝送されるコンテンツのコピーを防ぐ広帯域幅デジタルコンテンツ保護 (HDCP) もサポートします。配信元とディスプレイの間に HDMI はサポートしても HDCP はサポートしないデバイスがあると、HDMI ケーブルでも伝送はできません。

HDMI は古いアナログ AV 接続に比べて多くのメリットがあります。DVI 機器との下位互換性もあります。DVI-HDMI アダプタでも画質低下を招くことはありません。

HDMI 規格は2002年12月に発表されました。それ以来何度もバージョンアップがなされ、帯域幅や伝送能力が上がってきました。2006年のバージョン1.3では、帯域幅が10.2Gbpsまで上がり、最大16ビット Deep Color のサポートも加わりました。2009年リリースのバージョン1.4では、最大サポート解像度が4K x 2K (24 Hz で4096 x 2160) まで向上し、HDMI デバイス間の100Mbps イーサネット接続、オーディオ リターン チャンネル、さらに 3D がサポートされました。


DisplayPort ビデオ

DisplayPort ConnectorVideo Electronics Standards Association(VESA)が策定したもので、HDMIと直接競合します。HDMIと異なり、DisplayPortはオープンな規格でロイヤリティを支払う必要はありません。

DisplayPort はデジタルインタフェースで、主にコンピュータとモニタ、または HDTV との接続に使用し、現在生産中のコンピュータのチップセットの多くに組み込まれています。この規格は非常に汎用性が高く、デジタルビデオ、オーディオ、双方向通信、および補助電源などの役割を1本のコネクタでこなせます。

DisplayPort v1.1 は2mのケーブルで最大10.8Gbpsまでサポートします。v1.2 は21.6Gbpsまでサポートします。また、DisplayPort v1.2 ではケーブル1本でモニタを4台までデイジーチェーンにすることができます。さらに、将来的には USB ハブのように使える DisplayPort ハブがリリースされる予定です。

低解像度であれば最長15m前後のケーブルが使えます。

標準的な DisplayPort コネクタは非常にコンパクトで、コネクタのサイズに影響しないような形で留め金が付いています。HDMI とは異なり、DisplayPort コネクタは押し込み型ロックで簡単にロックできます。固定できるので、誤って外れる確率は低くなります。そのため、公共の場所のデジタル サイネージでのビデオ配信などに適しています。

配信元は DisplayPort-to-HDMI/DVI アダプタを使用することで TMDS 信号 (HDMI または VDI ビデオ) を出力できます。一方、HDMI/DVI は、信号を DisplayPort に変換する電源付きコンバータが必要です。

購入時のヒント

  • 接続の一方が DVI でもう一方が VGA HD15 の場合、両コネクタを持つケーブルかアダプタが必要です。
  • 埋め込みオーディオを(別にオーディオを実行することなく)伝送するには、HDMI 対応機器か DisplayPort 対応機器を使用します.
  • DVI-HDMI アダプタを使用しても画質は低下しません。
  • HDMI ケーブルを Blu-ray プレーヤに接続しても、配信チェーンのデバイスがすべて HDCP 対応でなければビデオコンテンツを表示できません。
  • 高振動区域で接続する必要がある場合、DisplayPort を持つ機器が適しています。
  • 新しい DisplayPort++ 対応の配信源はシンプルなアダプタで DVI または HDMI 信号を出力可能です。ただし、その逆はできません。
  • 4K、3D、Deep Color など最新のディスプレイ技術を導入した機器を使う場合や、WQXGA の映画モニタにビデオを出力する場合には、High-Speed HDMI ケーブルを接続に使います。
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