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シンプルなケーブルテスタから高度なケーブルテスタまで

シンプルなケーブルテスタから高度なケーブルテスタまで


LANケーブル設置テスト

オフィスのLANに取り付けられるケーブルは、イーサネットトラフィックを取り扱うため、厳密なパラメータをサポートしなければなりません。ネットワークがこれらの必要条件を満たしているか確認するのに、異なるタイプのテスタを使用します。ネットワーク技術者がどのテスタを使用するかは、何をテストするか、また、どのくらいの予算かにより決まります。通常、より細かなテストほど、より高額のコストがテスト装置にかかります。

たとえば、ワークエリアの出力口からテレコミュニケーションセンタまでに設置されているケーブル上で、単純な連続性をテストするのであれば、比較的安価な連続性テスタ以上のものは必要ありません。ですが、CAT5eのコンプライアンスを確かめるため全てのパラメータをチェックしたいのであれば、証明に対応できるテスタが必要となります。


ケーブル設置を証明するテスタ

このタイプのテスタでは、設置済みケーブルのコンプライアンスを示すレポートを頻繁に生成することが可能です。この方法により、テスタから証明データをダウンロードすることができ、クライアントやスーパーバイザにレポートすることができます。


中価格帯テスタ

単純な連続性テスタと証明に対応しているテスタ、これらの中間にあたる機能を持った中価格帯テスタもあります。これらは通常、ケーブルマッピングや、オープン、ショート、ミスワイヤのチェック機能を備えており、NEXTやACRのような少数の高性能ケーブルパラメータを検証できるものもあります。しかし、全てのパラメータが証明に必要というわけではありません。これらのテスタは、設置するケーブルの品質について見識がある設置者だけでなく、基本だけ確認して必要経費を抑えたい設置者にも役に立っています。