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パワーサムNEXT (PS-NEXT)

パワーサムNEXT(PS-NEXT)


パワーサムNEXT(PS-NEXT)は、隣接する全てのペアから1対のワイヤーペアに接続された、総NEXT出力の合計です。NEXT(近端クロストーク)は、1つの4ペアケーブル内にある1つのペアと別のペアとの間で発生する干渉のレベルです。TSB-67は、ケーブル内の全てのペアの組み合わせににおいて、ペアツーペアNEXTの測定を必要としています。 測定された最小のペアツーペアNEXT量が、ケーブルの仕様に規定された限度を超えてはいけません。


パワーサムNEXTはNEXTよりはるかに厳格なクロストーク測定

これは、ある1つのペアから別の1ペアへのクロストークだけでなく、同じケーブルシース内の複数のワイヤーペアから結合されたときに発生する、総クロストークを測定します。またTIA 568A、PS-NEXTは、4ペア以上からなるバックボーンケーブルのNEXTを測定するために必要な方法です。パワーサムNEXTは、個々のペアツーペアNEXTの測定から計算することができます。


重要な測定

パワーサムNEXTは、同時並列伝送を使用する、ATM 622-Mbpsやギガビットイーサネットなどの新しい高速ネットワーク向けの重要な測定です。CAT5のケーブルの多くのメーカーは、すでにPS-NEXTテストを仕様として定めています。パワーサムNEXTの要件を満たすケーブルは優れた性能を発揮するはずで、将来の高速伝送方式をサポートできるでしょう。

description of how to measure Pair to pair next
ペアツーペアNEXTは、2つのペアのあいだで連結した信号を測定します。

description of how to measure Power sum next
パワーサムNEXTは、全ての隣接するペアから連結した信号を測定します。


ケーブルグレーディングテスト
この新しいテストは、単純に合格/不合格の条件を識別する代わりにCAT5のリンクを等級分けします。またこれは、NEXTの最低要件と比較して、リンクの性能がどれだけ優れているかを数値化します。リンクの性能は、NEXTまたはパワーサムNEXTヘッドルーム(マージン)の量に基づき、NEXT限界に対する相対関係によって等級分けされます。 これにより、請負業者やケーブル敷設業者は、CAT5のリンクの品質をより正確に評価することができます。このケーブルグレーディングにより、あるケーブルがTSB-67規格を満たすことがほとんどない一方で、別のケーブルが最大70パーセント良好な信号雑音比を持っている、というようなことがわかります。

ケーブルグレーディングは、ケーブルの動作帯域幅内の様々な周波数で、NEXTの量をデシベル単位で測定します。これは、リンクをそれぞれ3dB幅の7つのグレードレベルに分けます。各グレードレベルは、100MHzのNEXT/パワーサムNEXTのマージンでにおける3dBの改善と、2倍の信号電力差を示します。グレードレベル2における最低性能のリンクでも、グレードレベル1のリンクより優れた性能を持っています。

以下の図は、サンプルパフォーマンスグレーディングテストの結果を示しています。このサンプルでは、グレードレベル3に合格したケーブルが示されています。


graph of performance grading test for ps-next



さらに詳しく: エイリアンクロストーク

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