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1 芯と 2 芯の違い

1 芯と 2 芯の違い

Simplex vs. Duplex Fibre Optic Cable: What’s the Difference?

1 芯と 2 芯の違いは何か?

光ファイバケーブルには、1 芯(シンプレクス)と 2 芯(デュプレクス)の 2種類あり、2 芯には全二重(フルデュプレクス)、半二重(ハーフデュプレクス)があります。1 芯か 2 芯全二重、2 芯半二重のどれを選ぶかは、用途と予算によって決まります。ここでは 1 芯 と 2 芯の違いやさまざまな用途、それぞれの利点について学びましょう。

1 芯 / 2 芯光ファイバケーブルの構造

1 芯、2 芯光ファイバケーブルは、両方ともケブラー繊維の強度部材でタイトバッファと被覆が施されています。シングルストランドとも呼ばれる 1 芯光ファイバケーブルは、ファイバが 1 本です。一方の端はトランスミッタ、もう一方の端はレシーバで、これらは可逆的ではありません。

2 芯光ファイバケーブルには、薄い網、または “zipcord” 呼ばれる構造で結束した 2 本の光ファイバを使用します。一方のファイバは A 地点から B地点へ、もう一方のファイバは B 地点から A 地点へ送信し、両端にトランスミッタとレシーバがあります。そこで 1 芯光ケーブルが登場し、大きなネットワーク容量、少ない接続数での高い信頼性、全体的なコスト削減を実現するより優れた手段となりました。1 芯二重ファイバ伝送は双方向伝送や BiDi 伝送と呼ばれ、1 本のファイバで双方向へデータ送信します。反対方向に進む 2 つの波長があり、伝送されるデータを光の波長(通常は約 850、1300、1550nm)に基づいて結合・分離することで、1 本のファイバでの伝送を実現していますが、非常に高価なため、一部の機器メーカーのみが 1 芯二重ケーブルを使用しています。特定の用途のために使われており、一般的ではありません。

2 芯光ファイバケーブルには、半二重と全二重があり、半二重は、データが双方向に送信されますが同時ではなく、全二重は、データが同時に双方向に送信されます。

Simplex vs duplex transmissions

1 芯 / 2 芯光ファイバケーブルの用途

1 芯は、一方向にデータを転送します。トラック重量測定値の監視ステーションへの送信や、オイルフローに関するデータを中央管理室へ送信する際の監視などに最適です。

2 芯は、双方向にデータ転送可能なので、通信やワークステーション、イーサネットスイッチ、ファイバスイッチとサーバ、バックボーンポートなどの用途に適しています。多重データ信号が使用される場合、1 芯マルチモード光ファイバケーブルも、双方向データ転送に使用することができます。

1 芯 / 2 芯のシングルモード / マルチモードファイバ

1 芯 と 2 芯光ファイバケーブルには、それぞれシングルモードとマルチモードがあります。シングルモードは 1 度に 1 つの光信号を運ぶため、長距離用途に適しています。対して、マルチモードはより大きなコアを持ち、短時間でより多くのデータを送信することができますが、分散率と減衰率が高いので、短距離向けです。マルチモードとシングルモードの違いについては、用語事典の マルチモード vs シングルモード をご覧ください。

1 芯 と 2 芯 それぞれの利点

1 芯と 2 芯半二重光ファイバケーブルは、通信に光ファイバを 1 本しか使用しないので、一般的に 2 芯全二重光ファイバケーブルよりも安価です。また、多くのデータを高速で受信します。それに対して、2 芯全二重光ファイバケーブルの利点は、同時双方向通信に対応していることですが、唯一の欠点として、1 度に 2 台の機器しか通信できないことです。この場合、機器の追加には、接続の拡張が必要になります。


使用中の環境に 1 芯か 2 芯全二重、2 芯半二重のどれが適しているか、ケーブルインフラに関する専門的なアドバイスについては、こちらよりお問い合わせください。

光ファイバケーブルの知識を深めましょう
ホワイトペーパー:
光ファイバケーブルの原理と優位性

以下の項目について、さらに詳しくわかります。

  • 光ファイバケーブルの構造
  • 光ファイバケーブルの原理と特性
  • 光ファイバイーサネット規格
  • 光ファイバケーブルの種類
  • 光ファイバケーブルの優位性
 
 
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