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イーサネットフレームのタグ付け | Black Boxイーサネットフレームのタグ付けVLANの分散802.1Q この設定には、送信されたイーサネットフレームに必要なVLAN情報を含む4バイトのタグを追加する必要があります。実際の構成では、スイッチはフレーム間のトランクポートに設定され、各ポートは、フレームが送信されるときにフレームをタグ付けするように設定されています。その方法で、タグ付きのフレームのみが802.1Q準拠のスイッチ間を通過することができるようになり、ネットワーク上の他の場所に飛ぶこともありません。 しかし、受信機器に対して大きすぎるフレームを送信する場合には注意する必要があります。使用するスイッチが最大サイズのフレームに4バイトのタグを付加し、それによりイレギュラーなサイズ(1518バイトを超える)のフレームを作成すると、エラーが発生することがあります。ほとんどの機器は単純にサイズを超えたフレームを無視します。しかし、いくつかのケースでは、古いイーサネット機器が1518バイトより大きいフレームを破棄することがあります。 802.1Pデータの優先順位付け データ優先順位の動作方法:フレームの発信元(サーバなど)が送信するデータを分析してフレームに優先順位クラスを割り当て、この優先度情報を含む4バイトのタグを追加すると、フレームはその割り当てられた優先度に従ってキューイングされます。実際には、発信側デバイスが直接802.1P準拠スイッチに接続され、スイッチがタグ内の情報を読み出して、再び優先度クラスに従いフレームを配列します。 802.1Pには8つの優先度クラスがあり、「1」が最低、「8」が最高になります。「0」は、通常のサービスを意味し、割り当てられた優先順位はありません。ただし、サポートする優先度クラスの数は機器メーカー間で違いがあります。 そして、ここで知っておくべきルールがあります。それは、タグ付きフレームを存続させるよう設定されたポートから、スイッチがフレームを存続させるよう実行する必要があるということです。でないと、タグがフレームの送付前に削除されます。802.1Qと同様に、802.1Pもイレギュラーなサイズのイーサネットフレームを生成できることです。
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