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マルチモード vs シングルモード ファイバケーブル

マルチモード vs シングルモード ファイバケーブル


マルチモード 光ファイバケーブルは、コアの直径が大きく、このためプロパゲーション(伝播)にも多様なモードがあり、いくつかの波長の光をファイバコアで使うことができます。これは主に軽めのデータ量、または短めの距離向けの用途に使われます。

マルチモード・光ファイバ
コア径:
50、62.5または100μ
クラッド径:125μ

対照的に、シングルモード 光ファイバケーブルのコアは小さく、プロパゲーション(伝播)モードは1つだけです。シングルモードでは1つの波長の光だけがコアを通り抜けるため、マルチモードで起こり得るデータの重複や歪みを避けられます。


これは何をもたらすでしょうか?
距離
―マルチモードと比較して、シングルモードは最大で50倍の伝送距離があります。その結果シングルモードは、一般的に、より広い領域(ケーブルテレビや、キャンパスのバックボーンアプリケーションを含む)に広がる10/100Mbpsのネットワーク接続に使用されています。

リピータを少なく抑え、広い帯域幅でより長い距離を得るために、電話会社は現在シンプルモード ファイバケーブルに移行しており、その結果コストの低下を実現しています。

シングルモード・光ファイバ
コア径:7.1または8.5ミクロン
クラッド径:125ミクロン

お客様はより高い帯域幅を得られます。 1ペアのシングルモード・ファイバ・ストランドのフルデュプレックスを、マルチモード 光ファイバケーブルのスループットの2倍まで使うことができます。

シングルモード 光ファイバで得られる実際の伝送距離は、ケーブルに使用するLAN装置のメーカによって異なります。これは、マルチモード 光ファイバケーブル向けには確立された基準があるのに対し、シングルモードの光ファイバケーブル向けには確立された基準が、まだ今のところないためです。