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SDVoEとは?|Black Box 用語辞典

SDVoEとは?

SDVoE (Software-defined video over Ethernet)とは、イーサネットを活用した、ソフトウェアプラットフォームによるAV over IP伝送規格です。 SDVoE対応機器は遅延ゼロAV信号を伝送し、従来より柔軟性、信頼性、費用対効果が高いAV伝送システムを導入できます。

特徴

1.「フルスタックソリューション」を提供する唯一のテクノロジー
SDVoEがなければ、メーカーとユーザー共に様々な要素からソリューションを一つにまとめなければなりません。 SDVoEは、OSI参照モデルの7つのレイヤー全てに対応しおり、全てのレイヤーからソリューションを提供します。

2. 柔軟なプラットフォームで新規開発可能

柔軟なハードウェア/ソフトウェアプラットフォームを構築し、マトリックススイッチ、KVMスイッチ、ビデオウォール·コントローラー、マルチビュー、イメージプロセッサー等多くのアプリケーションに対応します。

3. ソフトウェアを活用し柔軟性を最大化
SDVoE (Software-defined video over Ethernet)は、進化するビジネスニーズにAVシステムを柔軟に適応させることができます。 新しいソフトウェアをインストールしてPCに新しい機能を提供するのと同じように、SDVoEシステムは新しい制御ソフトウェアをインストールすることでアップデートや設定調整をすることができます。

メリット

1. コスト削減
カスタム化されたAVスイッチではなく一般的なイーサネットを使用し、ケーブル類も調達しやすくシステム全体の投資コストを抑えます。

2. I/Oの柔軟性
イーサネットポートは双方向通信の為各ポートをAV入力またはAV出力として扱え、不要なポートを削減します。

3. 拡張
イーサネットスイッチのアップリンクを使用し、容易に既設スイッチの容量を超えたシステム拡張が可能です。

4. インフラを共有、シンプルなシステム構成
AVネットワークとデータネットワークを共通インフラ上で構築できます。

システムの比較

・映像を活用する現場では一般的に SDI(Serial Digital Interface)規格という、同軸ケーブルを使ったデジタル映像音声伝送技術が用いられています。この1対1の伝送技術をベースに、多様化する映像ニーズに応えるシステムを構築するには、構成が複雑になりがちです(左図)。
・SDVoEを使えば、切替や分配はイーサネットスイッチを介して行うため、それらの設定をSDVoE規格の共通APIからソフトウェア的に管理します。 SDIに比べシステム構成が格段にシンプルになり、拡張も容易になります(右図)。

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SDVoEアライアンス

Pro AV 環境で使われる AV 信号の伝送にイーサネットを採用し、ソフトウェアによる SDVoE 技術を利用したエコシステムを構築するために活動している、非営利のコンソーシアムです。Black Box はSDVoEアライアンスのステアリングメンバーとして活動しています。

https://sdvoe.org

MCX  SDVoE対応 AV over IP

Black BoxのMCXシリーズは、SDVoE対応AV over IP製品です。10G イーサネットに対応。高度なチップセットテクノロジ、共通制御 API、相互運用性によりシステムを柔軟に拡張でき、ネットワーク管理の時間とコストを大幅に削減します。
・MCX紹介ページ
・MCX動画紹介


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